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Nijinsky capsule collection with No Fixed Points
「Le Spectre de la Rose 薔薇の精」は1911年にニジンスキーがその薔薇の精を務め初演された作品。
初めての舞踏会から帰ってきた少女が見た夢。
それは彼女が胸に飾っていた薔薇が窓から現れ、彼女を誘って踊る夢だった。
やがて薔薇は再び窓から出てゆき、目覚めた彼女はそれが夢の中の出来事だったと悟る。
という短編作品ですが、ロマンティックでいて、少し儚い、そして男性が薔薇の精を演じるというのも画期的でした。
現在でも魅力的な男性ダンサーが演じる薔薇の精は観客をも酔わせる、まるで舞台から薔薇の香りが漂ってきそうな演目。
これはもうロマンティックを「ドストライク」でレオタードに!
バレエウエアでしか着れない(?)甘い装いで、可愛くもあり、また上品なローズカラーのグラデーションの美しさを堪能できる一枚。
ローズを散りばめ、薔薇の精に思いを馳せて・・
セットアップしてぜひ着ていただきたいお揃いのローズグラデーションカラーのスカートもございます。
*モデルはMサイズを着ております。
"Le Spectre de la Rose" は下記のリンクより動画でぜひご覧ください。
たくさんの美しい男性ダンサーたちが「薔薇の精」になっておりますが、やはりここはBMファミリーのIgor Kolbさんバージョンをぜひ!
http://bit.ly/2TJj7mB
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ヴァスラフ・フォミッチ・ニジンスキー(Vaslav Fomich Nijinsky、1888-1950)
近代バレエに大きな影響を与えたロシアのバレリーノ。1888年3月12日、キエフに生まれる。
10歳でマリインスキー劇場付属舞踊学校に入学後、18歳で劇場の主役に抜擢される。
「舞台の端から端まで跳んだ」
「空中に静止して見えた」
「そのまま永久に跳び続けるかのよう」
等と言わしめた驚異的な跳躍力を持ち脚光を浴びるが、自ら振り付けを行った「牧神の午後」(1912)では敢えて跳躍や回転といった激しい動きを殆ど行わず、また性的な表現でセンセーションを巻き起こした。
繊細な心がゆえ1918年頃から精神病の兆候が現れ始め、以降は踊ることもなく各地の精神病院を転院、1950年に60歳でこの世を去った。
バレエダンサーとしての人生は、紆余曲折があったにせよ、彼の才能は誰からも疑われることのないものだった。